革のアレコレ: 革の種類・特徴

ブライドル

タンニンで鞣してワックスを浸透させた牛革。

ブライドルは、硬くてハリが強いカッチリした質感とブルームの表情が特徴の革です。蝋と植物性オイルを混合したワックスを革の芯まで浸透させることで革密度を上げて耐久性を高めています。財布や鞄等に使用される事が多く、財布であれば1.0mm〜1.2mm、鞄であれば1.5mm〜1.8mm程度の厚みがオススメです。

ブルームとは

浸透したワックスが革の表面に白く浮き出てくることをブルームと言います。革の表情を際立たせるブルーム独特の模様は、経年変化と共に馴染んでいき上品な艶に変化します。

歴史

古くは、馬具用として使用されていた革素材で、同様に馬具用革として使用されているサドルレザーと比べると、ワックスを浸透させている分、引き裂き等の強度に優れています。
天候の安定しないイギリスで作られた革なので、雨に降られても革がへたらないように水分をはじくワックスを浸透させたと言われています。革の芯までオイルコーティングしているような状態なので比較的水分に強い革素材です。

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