革のアレコレ: 革の種類・特徴

シープスキン

シープスキンとは、生後1年以上の羊からできた革を指します。

羊は大きく分けると、高緯度の寒冷地に生息する「ウールシープ」、比較的温暖な地域に生息する「ヘアシープ」に分類されます。白い毛がふっくら生えたウールシープは主に羊毛の採取を目的としており、毛が寝ているヘアシープは主に乳や肉を目的に飼育されています。

「毛が寝ているヘアシープが革に使用される」

ヘアシープは、ふっくらとした質感が特徴の革素材です。軽さ、柔軟性、保温性を持ち合わせているので、レザージャケットや手袋によく使用されています。食用なので原皮が手に入りやすい利点もあります。稀にウールシープを革に使用することがありますが、繊維が粗く、皮下脂肪が厚いため、革が浮いたり、剥がれたり、強度面の問題がネックになります。

ハシモト産業の革素材、NEWヒップノアールカーフは、どちらも牛革ですが、柔軟性やタッチ感がシープスキンに良く似ています。

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