革のアレコレ: 革の種類・特徴

豚革

豚皮を鞣した革。

豚革は、三つ穴の毛穴が特徴的な、薄くて、軽い、通気性に優れた革素材です。
太くしっかりとした毛質を持つ豚の表皮は、十分な強度があり、他の動物には見られない特徴的な三つ穴の毛穴があります。
表皮が薄く、毛穴が表皮を貫通しているので通気性にも優れいます。

通気性が良く、厚みも1.0mm前後と薄く丈夫なので、靴のインナー素材としてよく使用されています。最近では、豚革特有の銀面模様をデザインに活かした小物やバックなどの製品もよく見られます。豚革は牛革と比べるとキズが多く、スエード面を使用することが多い革素材です。原皮が薄いこともありますが、革の厚みを変えずに生地厚を活かして製品化することが殆どです。

国内で流通する豚革は、東京都墨田区で9割の生産を行っています。海外での評価も高く、塩漬けにした原皮の状態で輸出を行うほど需要が増えてきました。それに伴う影響で国内では、豚革の流通が減少傾向となり希少価値が高まりつつあります。

ハシモト産業が提供する豚スエードは、国内で原皮の手配から仕上げ工程までを行える正真正銘の「JAPAN LEATHER」です。

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