革のアレコレ: 加工・仕上げ
トリミング
トリミングとは、皮及び革の不要な部分を切り取り整える作業を指します。
トグル張りやガラス張り乾燥した革は仕上げの塗装工程に入る前にトリミングを行います。
乾燥で硬くなった縁部、頭の先や腹部の極端に薄い部分を切り取り革の形を整えます。
製品革でのトリミングは縁裁ち(えんたち)と呼ばれ、ナイフ、革包丁、ハサミなどで裁断します。
トリミングは基本的に計量前に行います。
トグル張り=網板上で平らな状態にして乾燥させた革
ガラス張り=銀面の質が良くないものをバフィングにより修正して仕上げた革