革のアレコレ: なめし・染色

コンビネーション鞣し

コンビネーション鞣しとは、その名のとおり異なる鞣し方を組み合わせた製法を指します。

基本的には“クローム鞣し”と“タンニン鞣し”のコンビが多いです。クローム鞣しの特徴である耐熱性や発色性、タンニン鞣しの特徴であるコシ感やエイジングといった双方の特徴を併せ持ちます。その工程は、まずベースとなる下地をクロームで鞣して再鞣しの際にタンニンを使用するのが一般的です。クロームで鞣す際に使用する薬品は硫酸が含まれるのでタンニン鞣しの下地にクロームを含ませる事は難しいです。

ポイントとなるのはクロームとタンニンの配合比率です。

クロームの割合が多いと耐熱性や発色性がよくソフトな仕上りになり、タンニンの割合が多いとコシ感がありよりナチュラルな表情でエイジングを楽しめます。

割合を安定させるのは非常に難しく各タンナーが近年研究を重ねている分野になります。

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